-報告者が決まりました。改めて参加を呼びかけます-

<よびかけ>
さる10月5日、アトランタで開催されていたTPP交渉閣僚会合は、「大筋合意」を発表して閉幕しました。1カ月後の11月5日には、オバマ大統領が協定に署名する意向を議会に通知し、事態は進行しています。
ところが、徐々に公表されつつある「合意」内容を見ると、農産物関税の扱いは国会決議違反といわざるを得ないのではないでしょうか。さらに日米並行協議を含めルール問題の内容をみても、日本政府の説明とは異なり、多くの人たちが抱いてきた懸念が払拭されたとは思われません。政府は「合意」の全容も明らかにせず、国会承認もないのに、マスコミを使って「消費者には利益」「中小企業も活用できる」などの宣伝や事後対策論議をすすめています。速やかに全容を明らかにして、国民的議論に付すべきです。
この「フォーラム」では、入手可能な部分から見えるTPP「合意」の問題点を検証するとともに、今後全国でどのような運動をすすめるのかを交流し、考えます。
たくさんの方々の参加をよびかけます。

<よびかけ人>(50音順)
天笠啓祐(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)
石田敦史(パルシステム生活協同組合連合会理事長)
内田聖子(アジア太平洋資料センターPARC事務局長)
加藤好一(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会会長理事)
菅野芳秀(TPPに反対する人々の運動共同代表・山形百姓)
坂口正明(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会事務局長)
鈴木宣弘(東京大学大学院教授)
住江憲勇(全国保険医団体連合会会長)
醍醐聰(TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会よびかけ人)
田沼征彦(TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える岩手県民会議代表世話人)
中野和子(TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長)
庭野吉也(東都生活協同組合理事長)
原中勝征(TPP阻止国民会議代表世話人)
藤澤直広(滋賀県日野町長)
藤田和芳(株式会社大地を守る会代表取締役)
本田宏(外科医、医療制度研究会副理事長)
山田正彦(TPP交渉差止・違憲訴訟の会幹事長)
山根香織(主婦連合会参与)

<開催要項>
1.日時:2015年12月9日(水)13時~17時

2.会場:参議院議員会館「講堂」(*入館票は12時30分からロビーで配付します)。

3.内容:
◇司会=主婦連合会参与・山根香織、全国食健連事務局長・坂口正明

◇よびかけ人からの問題提起
=TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長・中野和子

◇<第1部>「TPP『合意』を検証する」
報告①TPP交渉「合意」が意味するもの=TPP阻止国民会議事務局長・首藤信彦
報告②地域農業への影響、農政との整合性= 農民運動全国連合会副会長・真嶋良孝
報告③医療の営利化の進展が懸念される
=TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会、東京大学名誉教授・醍醐總
報告④ISDはどうなった=  TPP交渉差止・違憲訴訟の会、弁護士・岩月浩二
報告⑤食の安全は   =明治大学兼任講師、日本消費者連盟前共同代表・山浦康明
報告⑥著作権で懸念は無いのか(依頼中)

◇<第2部>「TPP協定の調印を止めるために」
報告・TPP協定、今後の流れと運動課題-国際連帯も視野に
=アジア太平洋資料センターPARC事務局長・内田聖子
全体討論=各地、国民各層で行われている運動交流と今後の取り組みについて

◇閉会挨拶   =TPP交渉差止・違憲訴訟の会幹事長、元農林水産大臣・山田正彦

4.主催等:上記よびかけ人による開催とし、広く参加を呼びかけています。

5.参加申し込み:準備の都合もありますので、できるだけ事前に下記共同事務局のいずれかに、別紙でFAXか、メールでお知らせ下さい。

6.資料代:500円(当日会場にてご協力下さい)

7.共同事務局:
・TPP阻止国民会議(連絡先:山田正彦法律事務所)
千代田区平河町2-14-13 中津川マンション201(℡03-5211-6880 FAX03-5211-6886)
・STOP TPP!!市民アクション(連絡先:全国食健連)
渋谷区代々木2-5-5 新宿農協会館3階(℡03-3372-6112 FAX03-3370-8329)
Eメール:center@shokkenren.jp

以上

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