2018年5月14日
各 位
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
代 表 代 行 池住 義憲
弁護団共同代表幹事長 山田 正彦
弁護団共同代表 岩月 浩二
TEL 03-5211-6880 FAX 03-5211-6886
TPP交渉差止・違憲訴訟の会第4回総会のご案内
日頃より、当会の活動に対する御理解とご協力に対し、冒頭厚くお礼を申し上げます。
さて、当会は2015年に発足し本年で4年目を迎えます。
この間、同年月に1582名の原告による東京地方裁判所への提訴以降、7回に及ぶ口頭弁論を経ながらも昨年6月7日には、一方的な判決を言い渡されたことから、速やかに東京高等裁判所への控訴を行いました。しかしながら、高等裁判所においても追加 立証を一切認めないまま、第1回控訴審期日において即日結審、本年、1月31日、東京高裁101法廷にて原告らの控訴を全面的に却下ないし棄却する判決が言い渡されました。
訴訟の会及び弁護団としては、これまでの訴訟のあり方について手続き的な面から大きな問題を有していること、さらには、TPP自体が憲法上の大きな問題をはらんでいることを指摘すべく、多くの原告の皆さんの御理解のもと最高裁判所に上告し裁判所の 判断を求める手続きを行っています。また、現在進めている最高裁での取り組みに引き続き、TPPから派生している主要農産物種子法の廃止や食の安心・安全問題等、生産 現場はもとより消費者にも深刻な影響を及ぼすとして、行政訴訟の準備を進めています。
一方、TPPを巡っては、農産物に係る合意内容をそのまま引き継ぐばかりか、ISDS条項による懸念をそのまま放置するなど、極めて問題の言える11カ国による新協 定と関連法案が今通常国会に提出され、政府は早期の成立を目論んでいます。さらに、「TPPプラス」と危惧される日米FTAも動き出すなど、日本の農林水産業はもとより、人の営みにとって正念場を迎えています。
このように、訴訟の会としての取り組みが引き続き重要となるなか、下記のとおり第4回となる総会を開催しますので、皆様のご参加をお願い申し上げます。
記
1.日 時:5月30日(水)16:30〜18:30(終了予定)
2.場 所:衆議院第2議員会館 多目的会議室(東京都千代田区永田町2-1-2)
3.その他:総会では、2017年度経過報告・決算報告、2018年度活動計画案・ 予算案などを確認頂きます。
フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/769226606798288/
以 上