TPP交渉差止・違憲訴訟の会副代表・池住義憲より、メール通信を転載いたします。
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<2015年-5月メール通信2> BCC送信
*受信不要・重複受信の方、ご一報下さい。
~無断転送・転載、歓迎~
「TPP交渉差止・違憲訴訟、提訴しました」
2015年5月16日
池住義憲
(TPP交渉差止・違憲訴訟の会 副代表)
昨日(5月15日)、「TPP交渉差止・違憲訴訟」を、東京地裁に提訴しました。大詰めを迎えている環太平洋経済連携協定(TPP)交渉。締結されれば、大変なことになる。そうした危機感からの決断です。
→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015051602000137.html
請求内容は、①TPP交渉の差止め、②同交渉の違憲確認、③損害賠償、この三つです。TPPは、農業や酪農の崩壊、食料自給率の一層の低下、医療費の高騰、国民皆保険制度の形骸化、食の安全の侵害など、様々な危機感が私たちの間に湧き上がっています。
私たちが提訴に踏み切った理由は、TPPが憲法に違反して、私たちの生命に対する権利、健康で文化的な生活を営む権利(憲法25条)を侵害する結果となる恐れが極めて高いから、です。
第一次提訴の原告は、一般市民、消費者団体、農業・酪農、保健・医療、NGO関係者ら計1,063名。福島瑞穂さん、山本太郎さん、糸数慶子さん、阿部知子さん、照屋寛徳さん、玉城デニーさん、仲里利信さん、主濱了さんの現職国会議員8名も、原告に加わっています。弁護団は、157名。
引き続き、第二次原告を募っています。手続き等詳細は、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」ホームページをご覧ください。全76ページおよぶ訴状全文も、一両日内にアップされる予定です。
→ http://tpphantai.com/
訴訟の会は、現在、入会者数が3,800名を超えました。本会ホームページから入会申し込みができますので、是非、仲間に加わってください。入会して頂いた上でさらに訴訟原告にもなって下さる方は、入会申込書の他に、自筆署名・押印した「訴訟委任状」原本を事務局宛に郵送してください。これに伴う費用はありません。
この訴訟は、権力者に憲法を守らせる闘いでもあります。一人でも多くの方に参加頂き、支援・協力して頂ければ、と願っています。TPP講座・講演会や訴状学習会など、全国どこへでも伺いますので、声かけてください。
今後、逐次、経過報告も含め、発信します。ご質問・ご意見などありましたら遠慮なく池住まで連絡ください。
以上