2020年1月20日
原告並びに支援者のみなさんへ
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
代 表 代 行 池住 義憲
弁護団共同代表幹事長 山田 正彦
弁護団共同代表 岩月 浩二
TEL 03-5211-6880 FAX 03-5211-6886
『消された種子法』刊行のお知らせとお願い
『消された種子法』(A5版 112頁 税込1,100円 かもがわ出版)を刊行しました! TPP交渉差止違憲訴訟の会・弁護団編です。執筆者は、岩月浩二(はじめに)、田井勝(第1章~3章)、浅野正富(第4章~7章)、山田正彦(補論・あとがき)、平岡秀夫(コラム)の各弁護士。全体企画・編集は池住義憲が担当し、漫画家佐藤ゆうこさんの協力も得ました。
種子法は、1952年、戦後の食料難解消という国家的要請に、主食となるコメや麦・大豆などの種子を都道府県の管理下で開発し、優良な品種を安定供給するために制定された法律です。しかしこの大切な法律は、“種子法は民間企業の種子事業への投資を阻害している”として、2018年4月に廃止されてしまいました。
それで私たちは、昨年(2019年)5月24日、東京地裁に「種子法廃止違憲確認訴訟」を起こしました。本書は、その時裁判所に提出した訴状を、より分かり易く、より広く市民にひろめて本訴訟の裁判運動に活かす目的で作られました。是非活用して、勝訴へ向けた闘いを進めていきましょう。
種子法とは何か、なぜ廃止されたのか、その影響と被害は何かなど、マンガも入れて見やすく、分かり易く、書きまとめてあります。後半は、食料への権利、小農の権利、持続可能な農業の行方に関する国際的動き、日本農政の変遷について、そして最後に憲法の視点から種子法廃止が主として生存権などの基本的人権を侵害していることを明らかにしています。
原告の皆さんはもちろん、支援者のみなさんも是非一冊お手に取って、ご活用ください。また、皆さんのお知り合いの方やお友だちの方々にも紹介して頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
注文は、同封チラシ下欄にある「注文書」に、注文冊数(一冊1,100円)とお名前/郵便番号/住所/電話番号をご記入の上、ファックスかメールいずれかで訴訟の会までお送り下さい。送料は不要です。
Faxの場合 ⇒ 03-5211-6886
Mailの場合 ⇒ info@tpphantai.com
※代金支払いは、書籍送付時に送付する郵便振込用紙をご利用ください。
以 上